レコーディング

2009 12月 24
by kanazu

ここ数ヶ月ほどレコーディングをしています。
年内に作って、来年にリリース予定でこんな感じ。
http://6024.teacup.com/silence/bbs/285
ちなみにドラムのしんちゃんこと杉田君のTシャツはブルガリア製らしいですよ。流石です。

レコーディングのきっかけはエンジニアの林さんに大阪市旭区の名店、松久で「そろそろ自分のも作ったらどやねん」と言われたこととか、ヨーロッパ旅行に行ったこととか色々とあるんですが、それは追々。

アルバムという、ある単位を作るとなるとそれなりに考えることがありまして。
主に価値観、というか在り方ということについてです。

最近、特に東京なんて所に住んでると、善と悪、真と偽、美と醜
そして愛情さえもが相対的な位置づけしかもたない、ような気がしてきます。
それが良いとか悪いとかではなくて、日々を取り巻く感情や思考のほとんどが、どうしようもなくグレーなものに思えてきます。
ただ、逆説的ですがグレーであり続けることは、人が生きていく中で切り離せない側面のうちのひとつではないでしょうか。

転じて音楽。
それは一方に進む時間の中で存在するものでありながら、時としてそこにはない記憶を、
優しく、郷愁をもって伝えてくれます。
雪が降る前の匂いとか、夏の朝の草いきれとか、音楽はまるで季節のように流転しながら、同時に一方に進んでいます。

循環と不可逆的、過去と現在と未来。
そういう繋ぎようのないものを紡ぎあげるのが音楽なのだと。

拠り所やきっかけになるのは、神や宗教的なる、大仰なものだけではなく、
誰しもの身近にある、季節や音楽なのではないだろうか。 そうなればいい。

などと考えながらもう年末です。
少し早いですがみなさま良いお年を。

No comments yet

Leave a Reply

Note: You can use basic XHTML in your comments. Your email address will never be published.

Subscribe to this comment feed via RSS