ネコのあたまでお散歩を。

2010 12月 29
by kanazu

ネコのあたまでお散歩を。
映画「ネコのあたまでお散歩を。」のサントラを制作しました。

大学のサークルの後輩で脚本を書いている小寺君からPraterを聴いて連絡をもらい制作することになったのですが、脚本がとても素敵だったので楽しみながら制作させてもらいました。

参加いただいたメンバーの皆さまです↓

トロンボーン:井登友一
スティールパン:萬年
ギター:牧野容也
オルガン:喜多村朋太
ベース:山俊介
ドラム:スギタシンヤ
ピアノ:金津朋幸

レコーディング:
林皇志(Silence Audio Recording)

今回はPraterのメンバーに加えてトオヤマタケオ楽団やmama!milkの作品などにも参加されているトロンボーンの井登さん、radiosondeの青木さんから紹介いただいたスティールパンの萬年さん、そして小鳥美術館の牧野さんらにも新たに参加いただいています。
個人的には以前から井登さんの気品と色気を同時に持ちあわせた音色や、牧野さんの流麗でいて素朴なギターがとても好きだったので嬉しい録音になりました。
もちろん萬年さんのナイスな人柄がにじみ出たスティールパンや安心美味な喜多さんのオルガン、いまや10年以上の付き合いとなっているスギタ君、山君のリズムも素敵でした。
あとは男性だけのレコーディングだったせいか打ち上げの”ビストロ松久(by井登さん)”で異様な盛り上がりを見せてしまったのが良い想い出です。

制作は脚本をいただいてまずメインテーマを作り、その後はテーマを展開するかたちで各パートのデモを制作。その後のラッシュを観て録音という流れになったのですが監督・編集の原田さん、脚本の小寺くんにはとても良いかたちで進めさせてもらい感謝しています。

映画はひきこもりの女の子がお散歩に行く話なのですが詳しくは公式サイトで↓
ネコのあたまでお散歩を。

メインテーマだけmy spaceにアップしました。my space、使いづらくなりましたが…。
http://jp.myspace.com/kanazu
「海を見る」という曲です。
映画の雰囲気の一端を感じていただければ幸いです。
曲のイメージ作りのために逗子に行ったのですがとても素敵な場所でした。となりの鎌倉はちょっと観光地ぽい雰囲気が強いですが、逗子は海沿いで暮らす人たちの穏やかで地に足の着いた空気が感じられてまた行ってみたいと思いました。

上映はこれから各地で行なっていくようで、まずは1月末に東京のCafe Apres-midiで上映会を行うとのことです。
また詳細はTwitterやこのブログでお知らせしますのでよろしくお願いいたします。

追記:
早速ですがCafe Apres-midiの詳細です↓
http://nekonoatama.com/?p=64
僕も行ってみようと思います。橋本徹さんのDJもあるようですのでもしお時間がある方はお越しいただければ幸いです。

pneuma

2010 12月 29
by kanazu


Mujika Easel主宰によるクリエイティブレーベルdear Airのコンピレーション”pneuma”に参加しました。
僕は”Dear Ludwig”というピアノ四重奏の曲で参加しています。

詳細はこちら↓
http://www.dear-air.com/release/pneuma.html
※試聴もできます。
スペシャルサイトもあります↓
http://www.dear-air.com/pneuma/


僕の他にはtraumeraiやharuka nakamuraさん、大谷能生さんやARAKI shinさん、そしてflauからもリリースされているel fogさんをはじめ国内外の色んな方が参加されています。もちろんMujikaさんの曲もあって、これには僕もサックスで参加しています。
コンピレーションというと悪く言えば寄せ集めというか売り手側の都合に合わせているように思えるものも多いのですが、この作品は申し合わせたかのような心地良い統一感と情景があり、そういった意味ではまさに“Dear Air”と呼べる作品ではないかと思います。

メンバーはPraterの時と同じくtriolaの波多野さん(violin)と手島さん(viola)、あと手島さんに紹介いただいた中田さんにチェロで参加いただいています。
試聴ではストリングスが出てくるところまでは聴けないのですが、とても素敵なアレンジと演奏です。
録音、ミックスはこれもまたいつもの林さん、今回は東京まで出張で慣れない場所だったにも関わらずいつもの立体的かつ端正なサウンドに仕上げてもらいました。

この曲はオーストリアのハイリゲンシュタットに行ったときのことをイメージして書いてまして、実際に音としてもハイリゲンシュタットのベートーヴェンの小道で録音した音を背景に使っています。
風景と音、その間にあるものを音楽として紡げればと考えて作ったソナタです。

ハイリゲンシュタットに行ったのは冬ですし、録音したのは夏の終わりですが一年を通して聴いていただける曲ですので是非お楽しみください。

FOCUS SOUND

2010 10月 26
by kanazu

FocusSoundlogo

以前に「Prater」を紹介していただいたFOCUS SOUNDさんに原稿を書きました。「長い夜のための”酒とバラの音楽”」というテーマのもと、8枚のアルバムを選んでいます。

“酒とバラ”というと放埒なイメージがありますが、酒もバラもさまざまな意味合いをもつので、それも含めたうえでこのようなテーマを設定させてもらっています。
長い夜のお供に音楽を楽しんでいただければと思います。

ライブ後、ちっとも更新ができていなかったのですがコンプレーションアルバムへの参加や、映画音楽の制作など新しい動きも少しずつ始めていますので近々、ここでも詳細をお知らせできるかと思います。

短い秋がもうすぐ終わろうとしていますが出来る限り日々を楽しんで。

“Prater” Release Party!!

2010 8月 16
by kanazu



アルバム”Prater”の発売を記念して、京都・東京の2箇所でライブをお届けすることになりました。
アルバムに参加してくださった方をはじめ、金津がとても尊敬している共演者の方々にも出演いただきますのでぜひお越しください。

詳細はLiveページをご覧ください。

Prater Release

2010 7月 21
by kanazu



いよいよ本日からPrater発売となります。販売場所はworksをご覧ください。MySpaceでは試聴もできます。

参加してくださった皆さまやレーベルオーナーのフクゾノ君、そして音楽にアルバムという形を与えてくれた木継さん、小山さんに心から感謝します。

関わってくれた方、一人ひとりとの出会いがあり、物語があるわけですが、まずは感謝の意をこめてクレジットを掲載しようと思います。

vocal:Max, Mujika Easel, cuushe
violin:波多野敦子(from triola)
viola:手島絵里子(from triola)
organ:喜多村朋太(from popo)
guitar:夢美路丈旁-yumiji take-bow-(from セカイ)
bass:山俊介(from asgl chop squad)
drums:すぎたしんや(from asgl chop squad)
conga:安岡健介(from asgl chop squad)
trumpet:濱野睦美
oboe:Mujika Easel
electronics:aus
piano,saxophones,flute, and other instruments:金津朋幸

recording:林皇志(Silence Audio Recording)、庄司広光(sara disc)
mix,masterring: 林皇志(Silence Audio Recording)

Art direction:木継則幸(Infobahn.inc)
Photographs:小山泰介

アルバムを作るずっと前、物心がついた小学生の頃から音楽とは何なのだろう、なぜ自分は音楽に執着し続けるのだろう、という疑問をいつも抱いてきました。
疑問に対して、ある一定の音楽観を語ることはたやすいですが、やはりそれは音楽そのものではないと思いますし、語った瞬間にその言葉は意味を無くすのではないかとも思います。

とりあえず、今感じることは、あるようでない中心とその周りを薄ぼんやりと覆う空気のようなものが、音楽なのではないかということです。
自分はその中心に向かっているのかもしれませんし、遠ざかっているのかもしれない。
そもそも中心などないのかもしれない。
そんなことを考えています。ただ、やはり自分が自身の内奥に近づくには、そして世界と関わっていくには音楽しかないとも感じています。

なので大げさなことを言えば自分が生きている限りは楽しみながら音楽の探求を続けていこうと思います。
そして自分だけでなく、できる限り多くのみんなと向かっていければと思います。

ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。